こんばんは、きんどるどうでしょうです。漫画家 佐藤秀峰さんが語った「電子書籍を売るために必要な基本認識について」で述べられた、作家が自身のコンテンツをどのように運用するかに知恵を絞るについての補足と実例について。つまるところは、ストアや出版社キャンペーンに乗っかりつつ上手くやろうとという話をします。
適切な例えかはわかりませんが「他所とは違う、こだわりの肥料をつかって丹念に育てた野菜を農協に卸してます」と聞いて「ネットでブランディングして直接消費者に売ればいいのに!」なんて、思ったらおんなじような話がマンガ業界と電子書籍です。
この記事で伝えたいのはどう売る、どう儲けるというよりも、ストアや出版社のキャンペーンを利用して、顧客である読者とどうエンゲージメントを結んでいくかという視点で取り組んで欲しいなということ。そして、ネットを使ったプロモーションというのは今日やれば明日上手く行く、というモノじゃなくて昨日までやってきたことが成果になる、ということを知ってもらいたい。
もし、ブログ・ソーシャルメディアを何もせず不平不満を感じているなら、すでに成功している・上手く行った方々となぜ同じことをしてこなかったのか、昨日はじめなかったのかを考えてもらえればなぁと。ただし、この記事も佐藤さんの基本認識も正解とは限りません。疑って、自分の頭で考えて、一人ひとりが正解に向かって取り組むのが……2016年の電子書籍市場に望まれる姿勢じゃないかと思うんよ。
⇒ 続きを読む